沈黙の森

2026年07月20日 17:04

「沈黙の森」C・J・ボックス著を読みました。著者のC・J・ボックス氏はワイオミング州で生まれ育つ。牧場労働者、測量技師、フィッシング・ガイド、ミニコミ誌編集者など様々な職業を経て旅行マーケティング会社を経営。2001年、デビュー作の本書で絶賛を浴び、主要ミステリー新人賞を独占した。本書の主人公ジョー・ピケットを主人公にしたシリーズは、2026年現在では26作目まで刊行され、高い人気を集めている。(表紙裏著者紹介より)

この本の内容はこんな感じです
ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット。気持ちは優しいが、州知事を偶然検挙してしまうような不器用な男。ある日裏庭で娘と見つけた死体は、かつて彼の銃を奪おうとした密猟者だった。次いでキャンプ場にも二人の死体が・・。「新ヒーロー誕生」と全米で絶賛され、主要新人賞を独占した、大型新人登場!(表紙の内容紹介より)

新人賞を独占しただけあって面白い!自然派ミステリーと思いきやかなり社会派ミステリーの要素も含まれています。ワイオミング州は全米50州のうち面積は10位ですが人口は最も少ない州になる自然豊かな(荒涼としたと言う表現でも書かれている)場所のようですが、てんこ盛りで登場する自然描写を文章で読んでも、日本人にワイオミング州の自然をイメージすることは難しいですね。映像化に向いているのでは?と思って調べて見たのですが、1stシリーズは(2021年ー2022年)、2ndシリーズは(2023年)、Paramount+配信されていますが、原作はまだ新作が刊行されているのも関わらず、2シリーズで打ち切りで完結となっています。1stシリーズは社会派要素を全面に押し出して、自然描写が弱かった点を反省して、2ndシリーズはロケ地・撮影方式・動物・アクション。・天候対策など自然を本気で撮る方向に振り切ったため予算が大幅に膨らんだことがかなり打ち切りに影響したようです。そう言われると1stシリーズと2ndシリーズで見比べて観たくなります。ただロケ地はワイオミング州ではなくカナダのアルバカーキらしいのですが・・。Netflixで配信・・・なんとかならないでしょうか?日本語訳でも文庫は20作目まで刊行されているようなので、これからまた1冊1冊読んでいく老後の楽しみが増えました。

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