桜だより③

2020年04月03日 08:45

今回は、昨日出来る限り寄り道をして桜の写真を撮ってきました。中でも一番桜が元気に見えました甘縄神社について少しご紹介したいと思います。長谷寺の近くにあります甘縄神明神社は主祭神を天照大御神として、710年行基が草創し、豪族の染谷時忠によって創建されたと言われています。「吾妻鏡」によれば伊勢別宮として源頼朝公が崇敬して1186年に社殿を修理して四面に荒垣及び鳥居を立てています。ちなみに甘縄神明神社は鎌倉最古の神社で伊勢神宮と同じ神明造をしており、その神明造は最も古い神社建築様式とされていて、高床式倉庫から発展し穀物の代わりに神宝を納めるように変化したと考えられています。伊勢神宮にも参拝した事があるのですが、確かに内宮によく似ています。しかし伊勢神宮の内宮、外宮の正殿の様式は、他社においてこれと完全に同じ社殿を建てるのを明治政府によって禁止され、伊勢神宮にしか存在しないので唯一神明造と呼ばれているそうです。主祭神が天照大御神ですのでよく晴れていた昨日は桜が一番綺麗に見えたのでしょうか・・・・・。

掲載した写真は昨日撮ってきた鎌倉近郊の桜の写真です。
(三番目が甘縄神明神社の写真です)

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