今回の散歩は久しぶりに天気が良かったので(地元の人間なのであまり混んでいる曜日の混んでいる時間帯に出かけることはないのですが)鶴岡八幡宮へ初詣に行ってきました。ご存知の方は多いと思いますが一応説明しますと、治承4年(1180年)、源頼朝公が初の武家政権である鎌倉幕府の拠点を鎌倉の地に構え、同年に先祖ゆかりの八幡宮(祖先源義家が、京都岩清水八幡宮を勧請し、源氏の氏神として由比ヶ浜辺に祀った由比若宮)を現在の場所に遷し祀ります。それ以来、鶴岡八幡宮は東国社会の精神的中心、社会的中心となります。2月も下旬になって今さらですが、今年初の参拝なので初詣には違いありません。子供の頃、父親に連れられてよく初詣に行っていたのですが、いつも父親が破魔矢を買っていたのを思い出して破魔矢を購入しました。本来、破魔矢はお正月の縁起物らしく、社寺で授与されるその名の通り魔を破るための矢で、災厄を祓う力を持っているそうです。鶴岡八幡宮へ初詣に行くと破魔矢を手にした多くの参拝者を見かけますが、鶴岡八幡宮は破魔矢の発祥の地なのです。鶴岡八幡宮では、源頼朝が岩清水八幡宮から勧請した際に賜った国宝「黒漆矢」に因んで作られた破魔矢が授与されています。混んでました・・・びっくりするくらい・・・境内の参道に屋台なども出ていて季節はちょっとずれていますが、なんとなく初詣の雰囲気が出ていてむしろ違和感が全くありませんでした(着物で参拝されている女性なども見かけました)。写真を撮ってきたのでご覧ください。
1️⃣鶴岡八幡宮 本宮
2️⃣源平池上空を旋回している(おそらく)ユリカモメの群れ
3️⃣源平池のカモやらハトやら
4️⃣稲村ヶ崎からの江ノ島と富士山
5️⃣稲村ヶ崎からの伊豆大島