逆転のバラッド

2023年07月06日 11:17

🎵Desperado
Why don’t you come to your senses?
You’ve been out ridin’ fences
For so long now

Oh, you’re a hard one
But I know that you got your reasons
These things that are pleasin’ you
Can hurt you somehow
      ・
      ・
      ・
Desperado
Oh, you ain’t getting no younger
Your pain and your hunger
They’re driving you home

And freedom, oh, freedom
Well that’s just some people taking
Your prison is walking
Through this world all alone
      ・
      ・
      ・
It may be rainin’
But there’s a rainbow above you
You better let somebody love you
(Let somebody love you)
You better let somebody love you
Before it’s too late

「Desperado」1973年イーグルスの同名のアルバムに収録。今回読んだ「逆転のバラッド」に登場します。この歳になって改めて聴くと歌詞が身に沁みます・・・。(ドン・ヘンリーが作詞した1973年では26歳だったはずでちょっとびっくりしました)

「逆転のバラッド」宇佐美まこと著を読みました。著者の宇佐美まことさんはホラー小説や推理小説などを執筆している小説家で、今回の「逆転のバラッド」の舞台になっている松山市に住んでいるそうです。(登場人物がほぼおじさんばかりだからでしょうか?作品を読んでいる時はなぜか男性の作家の方だと思ってましたが、Wikipediaで宇佐美まことを調べてみて初めて女性であることを知りました)

内容の要約はこんな感じです・・
愛媛県の港町にある銭湯「みなと湯」に集まる昭和世代の男たち、彼らはそれぞれの人生を諦めかけていたが、銭湯の銀行融資担当・丸岡が不審死したことをきっかけに、地元の総合病院への不正融資やマネーロンダリングなどの巨悪に立ち向かうことになる。新聞記者・宮武を中心に、銭湯主人・邦明、元暴力団員・吾郎、骨董屋・富夫らは、丸岡の元婚約者・礼美から情報を得ながら、事件の真相を探っていく。しかし、その背後には政治家や闇社会の大物が関与しており、彼らは危険な戦いに巻き込まれていく。果たして、彼らは一発逆転のリベンジゲームを成功させることができるのか?(チャットGPT作→要約があまりにうまくできているので感心してしまいました)

後悔やモヤモヤを抱えたて人生を諦めかけた、アラ還のおっさんたちが主人公だからでしょうか?感情移入してしまってミステリー小説なのに途中で読みながら泣いてしまいました。まだまだ人生はこれからだ・・・などとは現実にはとても言い難い状況ではありますが・・・確かに残りの人生ロボットのように生きるよりも、かっこ悪くてもジタバタした方が楽しそうです。

It may be rainin’, but there’s a rainbow above you
私の頭上にも虹はかかるのでしょうか?ならず者にはなれそうもないですけど、いつか🌈がかかることを信じてみたいと思います。



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