八雲神社

2020年02月14日 08:43

鎌倉市大町にある八雲神社について調べていたら意外なことがわかったのでそれを書きたいと思います。八雲神社と名のつく神社は全国にたくさんあって、その中でも鎌倉市には4社、郡山市には7社、足利市には5社あるそうです(同じ市内に複数あるのはこの3市のみです)。ちなみに足利市の八雲神社の中には森高千里さんが歌った渡瀬橋に登場する八雲神社も含まれています。牛頭大王・スサノオ(天照大御神の弟)を祭神とする祇園信仰の神社で、総本社は京都の八坂神社にあたります。実は鎌倉に4社ある八雲神社の中で、北鎌倉にある八雲神社は小学生のころ遊んでいた神社であることに気づきこちらの八雲神社を調べてみることにしました。場所は地元の人間もあまり行かない小高い丘の上の様なところに立っており、陽当たりも景色も良いのですがひっそりとしています。当時は何か言い伝えのあるものだとは全然気がつかなかったのですが、そこにあの陰陽師で有名な安倍晴明ゆかりの晴明石なる石がありまして(以前は道の真ん中にあった石を道路工事のため近くにある八雲神社に移したそうです)、この石を知らずに踏むと足が丈夫になり、知っていて踏むと祟りがあるとの言い伝えがあります。安倍晴明は皆さんもよくドラマ化や映画化されているのでご存知だと思いますが、最近ではフィギュアスケートの羽生結弦さんがフリー演技の曲で「SEIMEI」を復活させたことでも話題になっていますよね。北鎌倉(正確には山ノ内)に安倍晴明が住んでいたとの伝説がある様ですが確かな証拠はない様です。小学生の時は今の様に特別に囲われていなくて遊んでる間に平気で踏んでました。“知らなくてよかった”とホッとしています。
今年の北鎌倉では60年に一度の円覚寺洪鐘祭(10月17・18日)が行われる年になっていますので是非北鎌倉にも足を運んでみてください。

余談ですが洪鐘祭とは江ノ島弁財天と円覚寺の夫婦弁天が61年目に会うことができるお祭りです。10月に近くなってきましたら、ブログに書きたいと思います。

八雲神社(鎌倉市山ノ内)

晴明石

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