節分が近いので恵方巻について考えてみました、wikipediaによると元々大阪発祥の風習で「幸運巻き寿司」「恵方寿司」と呼ばれていたようですが、「恵方巻」という名称は地方のセブンイレブンによって1989年に仕掛けられて、1998年から全国展開され、2000年以降急速に広まったそうです。私が子供の頃は豆まきをする風習が主流で(東日本だからかもしれませんが)夕方になると豆まきの声があちこちから聞こえました。
考えてみると流行って面白いですよね、ある会社が仕掛けて流行が生まれますが、豆まきは近所迷惑になるなど時代の流れに合ったために豆まきの代わりに定着をしたりします。流行の特徴は、社会構成メンバーが、ある種の行動様式や思想を模倣する結果として発生すると言われ、それらは心理学や社会学の研究対象となっているそうです。人為的に作られる場合もありますし(恵方巻はこのパターン)、人々の全く予想していなかったものが流行する場合もある。
さらに3つのパターンに分けられ
①一般化型 新しい様式が普及して最大の水準に達し、その社会で永年的に維持される様式(恵方巻はこれに属すると思います)。
②循環型 一定期間をおいて繰り返し流行と衰退を繰り返す様式(周期性がある場合もある)。
③ 衰退型 流行したものの、定着せず陳腐化してしまう様式。
そういえば消えてなくなった流行もたくさんありましたね・・・・たまごっち、なめ猫、ガングロ、竹の子族、ルーズソックスなどなど・・・・。
あまり流行とは縁がなかった人生ですが、今年は恵方巻でも買って商売繁盛・無病息災を願ってみますか!
〔余談になりますが、今年の恵方は西南西なので自宅の鎌倉市からはちょうど富士山の方角だとさっきまで思っていたのですが、調べてみたらほぼ富士山は真西であることが判明しました、鎌倉に住んで数十年やや南寄りに見えていたのは錯覚だと気付いてびっくりしました⁉️〕