鎌倉にもそろそろ紅葉の季節がやってきた様です。昨日、鎌倉宮、報国寺、浄妙寺、覚園寺と回って写真を撮ってみました。例年ですとそろそろ見ごろとなっていても良い頃だと思うのですが、今年は暖かい日が多いからか、やや遅くなっていて紅や黄色が広がりつつあるといった感じです。覚園寺は昨年同様、紅葉ライトアップを行なっており、紅葉特別拝観により拝観時間も延長されています。「鎌倉殿の13人」の前回の放送で、北条義時が薬師如来信仰により大倉薬師堂を建てる話がありましたが、この覚園寺の始まりが大倉薬師堂であり、覚園寺は北条義時ゆかりの地です。住宅街からそれほど離れているところにあるわけではないのですが、ヒッソリと建っているというのがピッたりで、時が何百年も止まっているような神秘的な感じがする空間です。(拝観受付所から先は写真撮影は禁止なので注意してください)
ちなみに「鎌倉殿の13人」はいよいよクライマックスに突入していきますね。実朝暗殺、朝廷との対立、承久の乱。1224年6月13日元仁元年、義時は62歳で亡くなっています。後にその考えは北条泰時に受け継がれ、合議的な執権政治を実質的に確立させ、武家政治のための法令と言われる御成敗式目を定めることとなります(歴史上混乱期を乗り切って、ここから約100年鎌倉時代が続くのですから、泰時の評価が高いのも頷けます)。義時は最後に何を思ったのでしょうか?最終回が楽しみです。
写真を撮ってきたのでご覧ください。
①②鎌倉宮
③④報国寺
⑤⑥浄妙寺
⑦⑧覚園寺