佐助稲荷神社は鎌倉市佐助にある神社です。平治の乱後に伊豆に配流された源頼朝の夢に、稲荷の神霊が老翁の姿で現れ、平家討伐の時節到来を告げて挙兵を促した。そのため、平家討伐後、源頼家が畠山重忠に命じて「かくれ里の祠」を探し当て稲荷神社を再建させたと伝えられている。平治の乱で源頼朝は右兵衛権左(うひょうごんのすけ)という役職を任ぜられたので、佐殿(すけどの)と言われており、その佐殿を助けた神ということで佐助稲荷と言われているようです。諸説あって上総介、千葉介、三浦介という3人の介の屋敷があったため「三介が谷」と呼ばれていたのが変化したものという説もあります。当時、開山良忠上人(鎌倉中期の僧)は佐介が谷に住まわれており、ある時、子供に虐められていた子狐を助けました。すると夢に親狐が現れ、悪病が流行ることを告げ、子狐を助けたお礼と共に薬種袋を残していったということです。翌朝枕元に薬の元である種子があり、上人はお告げに従って種子を蒔くと3日のうちに成長し、この薬草で多くの人の病を治しあがめられました。これは佐助稲荷のご利益だと考え、以来佐助稲荷に参詣するのが良いと人々に教えました。このことから、佐助稲荷では一対の白狐を供えて願をかけるようになったそうです。
えーと・・・・信じてもらえないかもしれませんが、狐の置物だらけの神社なんですけど・・・なぜか狸を見ました。人間ってあまりにも突然予期しないことに出くわすと体がなかなか反応しないものですね。iPad
を手に持っていたのですがしばらく固まって写真を撮るのを忘れました(痛恨です)。茶色くてちょっと小ぶりだったので子狸だったと思います、角を曲がってすぐ1メートル先ぐらいに出くわしたので見間違えることはないと思います。お互いびっくりして固まる時間があったのですが、子狸はすぐに山へ帰って行きました。良忠上人は子狐に会ったのだから、狐でも良さそうなものですが、子狸と出会うところが凡人なんでしょうね・・・これが源頼朝だったら神様の化身である狐に会ってお告げを受けるのでしょうが・・・。佐助稲荷神社は成功成就、立身出世の神様とされているそうなので、この際、お狐様でもお狸様でもどちらでもかまわないので、わが治療院も商売繁盛!なんとかならないでしょうか?落語に出てくる八っあんや熊さんなら、早速、夢枕に出てくることを期待して、一杯ひっかけて布団かぶって寝ちゃうところですが、そんなうまい話はないでしょう。・・・・・・・・・・・・いや・・・しかし・・もしやという事も・・・今晩はお狸さまが出てくることを期待して寝ることにしますかね。