いつも自転車で通りががっていて気になっていたのですが、ちょっとおしゃれな珈琲屋さんが最近オープンしていました。まだ仮オープンの様ですが、そろそろ暑くなってくる頃なので美味しい水出しコーヒーを仕入れに、鎌倉駅近く小町1丁目に27COFFEE ROASTERS KAMAKURAというお店に寄ってみました。そこは27COFFEE ROASTERSという辻堂に本店のある小規模焙煎業者で鎌倉店はカフェも併設されている様です。お店ではテイスティングをさせてくれますので、味を確かめてから買うことができます。私は水出しの5種類全部テイスティングさせてもらいまして、コールドブリューフレンチを選びました。一番苦味が強くコーヒーらしい味だったので選んだのですが、後からお店のホームページで調べたらこんな感じでした、Honduras,Other single origin 細挽きの深煎りで、カッピング(ワインで言うところのテイスティングのことをコーヒーではこう言うそうです)ではダークチョコレート、ビスコッティ、ローストアーモンド、ドライフルーツ、スモーキー、爽やかな後味だそうです(いまいち素人には何のこっちゃわかりませんが)。5パック入りで税込2011円でした。この間のブログ400回ご褒美のおまけと考えればそう高くないと思っています。
北条政子は御家人ではないので13人には入っていませんが、コーヒーを買ったお店の近くに鎌倉殿の13人登場人物ゆかりの地があったので、そちらもちょっと寄り道してみました。鎌倉市扇ヶ谷にある寿福寺は、源頼朝が没した翌年の1200年、妻の北条政子が葉上房栄西(明庵栄西)を開山に招いて創建した、臨済宗建長寺派の寺院です(鎌倉五山第三位)。中門から内側の境内は一般公開されていませんが、国の史跡に指定されています。境内裏手の墓地のさらにその奥のやぐらには、北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔があります。鎌倉殿の13人は1199年頼朝の死後、物語は後半戦に入って御家人の内部抗争が激しくなり、御家人同士の血を血であらう陰謀、謀殺が繰り広げられます。比企能員の変では政子も重要な役どころで登場します(おそらく)。また実朝は鶴岡八幡宮の大銀杏に隠れた頼家の子公暁に暗殺されるなど(これが北条義時の陰謀だとする説もある)、これまた重要な役どころで登場すると思います。ちょっと先になると思いますが、北条政子が承久の乱の時、館の庭先にまで溢れるばかりの御家人たちを前に、涙ながらの大演説を行うシーンは重要なところなので、おそらくあるのではないかと思うので今から楽しみです(吾妻鏡では安達景盛が代読したとされている)。
いくつか写真を撮ってきたのでご覧ください。