Netflixで観ました。「ナチョ・リブレ覆面の神様」は2006年アメリカのコメディ映画です。修道院の給仕係を勤める修道僧のイグナシオはルチャリブレのレスラーに憧れていたが、プロレスを禁忌と定める修道院に身を置く彼にとっては無縁の世界であった。自分達を厄介者扱いする修道僧や上司である神父の冷たい仕打ち、食費を十分に回してもらえないためお腹を空かせた孤児たちに満足な食事を作ってあげることも出来ず、新しく孤児たちの教師として赴任してきたシスター・エンカルナシオンに密かな思いを寄せながらも何もできない、そんな無為な日々が続いていた。しかしある日、ひったくりの男スティーブンと出会ったことがきっかけで、彼とコンビを組み、覆面レスラー・ナチョとしてリングに上がるようになる。ルチャの試合が金になることを知った彼らは試合を繰り返してお金を稼いでいく。しかし、負け続けてばかりで満足いく試合を出来ないことに苛立つイグナシオは、金のためではなく純粋に勝利を掴みたいと、次第に闘争本能を募らせていく。そして戦いの果てに、ついにルチャのチャンピオン・ラムセスへの挑戦状を手に入れるのだった・・・・。(Wikipediaより)あらすじはこんな感じですが、コメディ映画なので大体ストーリーは予想どうりの展開でほぼ大半はおバカなシーンの連続になってます。でも映画って不思議なんですよね、これだけストーリーが読めて、馬鹿馬鹿しい展開なのに、最後に感動してしまうんですよね。しかも自分のために戦うチャンピオンと、修道院の子供たちや恋心を寄せているシスターや相棒のために戦うイグナシオの対決、といったちょっと深いテーマになっていたりします。以外とプロレスのシーンはリアルだったりしますので、プロレスの好きな方にはおすすめです。いやあ・・・映画って本当に面白いですね。