🎵波打つ夕立のプール 飛沫をあげて
一番素敵な季節が もうすぐ終わる
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さよなら夏の日 いつまでも忘れないよ
雨に濡れながら 僕等は大人になって行くよ
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瞳に君を焼き付けた 尽きせぬ思い
明日になればもうここには 僕等はいない
巡る全てのもの 急ぎ足で変わって行くけれど
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どうぞ変わらないで どんな未来訪れたとしても
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さよなら夏の日 僕等は大人になって行くよ
1991年5月に発売された山下達郎さんの21作目のシングルです。当時製作されていなかったMVが30年ぶりに製作され、YOASOBIなどを手がけたアニメーション作家・藍にいなさんが担当され話題になっていました。
今日はやたら蒸し暑いですが、今ぐらいになると思い出す曲です。今日あたり夕立があると曲のイメージにぴたりなのではないでしょうか。
この曲を聴いていて思い出したのですが、荒井由美さんの曲で確か今くらいの季節にぴったりの曲があったよなあ・・・と思い出して調べてみたところ・・・・ありました。
🎵ゆく夏に 名残る暑さは
夕焼けを吸って燃えたつ葉鶏頭
秋風の心細さはコスモス
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空色は水色に 茜は紅に
やがて来る淋しい季節が恋人なの
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藍色は群青に 薄暮は紫に
ふるさとは深いしじまに輝きだす
輝きだす
1976年11月にリリースされた荒井由美さん(現・松任谷由実)の4枚目のオリジナルアルバム「14番目の月」に収録されている「晩夏(ひとりの季節)」という曲です。
自分が曲の歌詞を書くとしたら・・・とにかく手当たりしだい自分の引き出しから引っ張り出してみてもこうはいかないだろうと思います。空色は水色に 茜は紅に 藍色は群青に 薄暮は紫に・・・・。このあたりの作詞の感覚というかセンスというか・・・こりゃすごいなあ・・・と何度聴いても感心してしまいます。もう少し秋らしくなってくると身にしみる曲です。どちらも良い曲なので聴いてみてください。
ちなみに子供の頃は、今くらいの季節といえば、宿題に追われていた記憶しかありません。宿題に追われている学生の皆さん、暑さに負けず最後の追い込み頑張ってください。