そばといなり寿司

2021年08月20日 15:08

先日、鎌倉中央公園に行った帰り、久しぶりに鎌倉駅の立ち食いそば・いろり庵きらく鎌倉店で、ちくわ天ぷら蕎麦(ちく天そば)を食べたところ、以前食べた時よりも美味しくなっているような気がしました。おそらく竹輪を出汁の効いているつゆで煮込んだりして工夫されていると思うのですが、立ち食い蕎麦も日々改善を重ねておいしくする工夫をされているんだなあと驚きました。最近はコンビニのお弁当コーナーにある蕎麦も侮れなくて、ファミリーマートのざるそば定食は夏にぴったりでコストパフォーマンスも良く病みつきになりそうです(しかしある店舗にしか売ってないようなので試験的に販売しているだけかもしれません)。それがざるそばにいなり寿司3個という黄金のコンビネーションになっているんです。立ち食いそばでもそうですが、蕎麦といなり寿司って相性いいですよね・・・・・なぜなのでしょうか・・・。Wikipediaで調べると、蕎麦屋とは蕎麦を食わせる店もしくは蕎麦とうどんのみを扱う店であることが多く、江戸時代中期ごろから見られる商売で、安価で庶民的とされているようであり。寿司屋は、寿司(特に握り寿司)を主として供する飲食店である。食材になま物が多く鮮度が重視される点で他の飲食店と決定的に異なり、職人が鮮度の良い材料を使用して調理をし、鮮度の良いうちに提供される。いなり寿司はいわゆる高級な寿司屋ではあまり見られないが、回転寿司を含む庶民的な店やテイクアウト専門の寿司屋では人気の安価な食べ物であるとされています。歴史的に見れば、寿司屋は寿司屋、蕎麦屋は蕎麦屋でもともと別々なのでプロの職人が考えたわけではないようです。なぜ相性が良いのかはわかりませんが、この横綱クラスの庶民的な食べ物2種類をセットにしてみた人は天才ではないでしょうか。今年の夏は、食欲が落ちてきたらこれで乗り切ろうと思います。
ちなみに稲荷神社の稲荷神(五穀を司る宇迦之御魂神・倉稲魂命など)は商売繁盛と共に豊作の神様であり、米を使用した俵型ののいなり寿司につながるそうですが、本来、稲荷神は狐ではないが、江戸時代には俗信により同化とみなす向きがあり、これにより稲荷神の神使である狐の好物が油揚げであるという言い伝えから、「稲荷寿司」の名がついたともされているそうです。

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