♫この木なんの木 気になるき
名前も知らない 木ですから
名前も知らない気になるでしょう
この木なんの木 気になる木
見たこともない 木ですから
見たこともない 花が咲くでしょう♬
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5月30日に作曲家小林亜星さんがお亡くなりになったニュースを見ました。小林亜星さんといえば「北の宿から」だと思うのですが、何と言っても我々の世代はCMソングが印象に残っているのではないでしょうか。レナウン「ワンサカ娘」、明治製菓(現・明治)「チェルシーの歌」、ブリヂストン「どこまでも行こう」、ライオン油脂(現・ライオン)「ふりむかないで」(エメロンシャンプー)、ファミリーマート(あなたとコンビニ、ファミリーマート)、上記にも登場しています日立グループ「日立の樹」(この木なんの木ではなく正式には日立の樹と言うらしいです、“木”ではなく“樹”なのですね)のCMソングは中でも印象深い一曲です。何故かと言いますと、今から40年以上になりますが、当時日曜の夜19:00〜19:30に日本テレビで「びっくり日本新記録」という番組をよく観ていまして、そのあと番組が「日立ドキュメンタリーすばらしい世界旅行」と言う番組でした。つまりびっくり日本新記録のエンディングで「記録・・・・それは儚い。一つの記録は一瞬ののちに破られる運命を自ら持っている。それでも人々は記録に挑む。限りない可能性とロマンをいつも追い続ける。それが人間なのである。次の記録を作るのは、あなたかもしれない」と言うお決まりのナレーションで番組が終わってしまったあと、特に「すばらしい世界旅行」を見るつもりがなくても、よく見ることになってしまっていて、何となく日曜日が終わってしまう寂しい気分と共に心に刻まれてしまっているからなのです。人間というものは不思議なもので「日立の樹」を今でも聴くと『あっ!もう日曜日が終わってしまう』という残念であるようなすこし寂しいような気分を感じます。今回は50代以上の方であればわかってもらえると思います(40代以下の方は訳がわからないと思います、申し訳ありません)。歳をとると昔話をしたくなるのでしょうか?若い方がご覧になっていた場合は、お父さんやお母さんに(ひょっとするとお祖父さんお祖母さん?)聞いて下さい。しかし誰にでも思い出のある曲を聞くと当時を思い出す経験てありますよね。
私の見たネットニュースには「巨匠がまたひとり・・・・小林亜星さん死去」との見出しが出ていました。小林亜星さんのご冥福をお祈りいたします。