北の国から

2021年04月08日 15:42

♫ああーあああああーあ⤵︎
♪ああーあああああー⤴︎
♬んんーんんんんんー、んんん、んんんんんー
「北の国から〜遥かなる大地より〜蛍のテーマ」さだまさし作曲・編曲
今や北海道をイメージする曲といったらこの曲ではないかと思います。みなさんよくご存知のテレビドラマ「北の国から」のテーマソングです。文字にするとなんのこっちゃといった感じに見えると思いますが、実際歌ってみると上記の文字を見ただけで、誰しもが歌える曲ではないでしょうか。(テレビドラマで使用されているものと同じ音源は、レコード・CD化はされていないそうです)
ちなみにこの曲は1980年コンサートツアーで札幌に行ったさだまさしさんが、脚本家の倉本聰さんの富良野の自宅に呼ばれて、即興で歌ったメロディー案が採用されて、わずか10分程度で基本が出来上がったそうです。
2021年3月24日、黒板五郎を演じていた田中邦衛さんがお亡くなりになりました。先週の土曜日フジテレビでは「北の国から‘87初恋」の特別追悼番組が放送されており、何度も見ているのですが、やっぱりまた観てしまいました。最後は大体、初めてのおつかいを見ている時と同じくらいの勢いでボロボロ泣きながら観ています。私は黒板純の設定よりも少しだけ年齢が上になりますがほぼ同世代なのです。この物語は純を通じて語られる父と子の物語となっていますので、87年当時は純と同じ目線で感じることが多かったと思うのですが、それから30年以上たち自分も親の世代になると、やっぱり親の目線で思うところが多くなります。何度見てもその時代で(年齢で)何か感じるところがあるのは、北の国からという20年以上の長期間にわたって作り続けるという作品ならではだと思います。父(五郎)の誕生会で雰囲気が悪くなってしまった時に純が思わず言ってしまう「父さん最近情けないよ・・」というシーンや妹(蛍)が兄の乗ったトラックを走りながら見送るシーンで「れいちゃんの住所がわかったら知らせるね・・」と言うシーン。東京に出発する純に向かって父(五郎)が「いつでも帰ってこい」と言うシーン。れいと待ち合わせの小屋で結局会えず一人尾崎豊の I  LOVE YOUを聴きながら「そりゃないよ、れいちゃん」とつぶやくシーン。土のついた一万円札を見ながら純が涙を流すシーン。どれをとっても名シーンです。やっぱり!・・「‘87初恋」は北の国からの多くの作品の中でも大好きな作品です。まだ見ていない方は是非見てくださいお勧めします。‘87初恋ばかりではなく「北の国から‘84夏」ではあの有名なラーメン屋のシーンなどもあり、どの作品も繰り返し見たくなる作品なのですが、できるならば今後、Netflixなどのサブスクで見れるようにならないかと期待しています。

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