天使のくれた時間

2021年01月29日 08:51

誰でも「あの時、別の選択をしていたらどんな人生だったろう・・・」と考えることってあると思います。今回見た映画は、そんな映画で「天使のくれた時間THE FAMILY MAN」という映画です。この映画は仕事の成功ばかりを考えて生きて来た男が、過去の選択に疑問を感じていたときに、ある男から人生のやり直しをする機会を与えられるというお話です。ニコラス・ケイジがウォール街で成功した男と平凡なサラリーマン夫を演じ分けているところや、ドン・チードル演じるラッパーみたいな天使役(2000年時点で36歳だったと思うのですが)は見どころだと思います。栗原とみ子さんという方が字幕を担当されているのですが、セリフがちょっとおしゃれな感じがします。

ティア・レオーネ演じる妻が言うセリフで「私にとって確かなものがなくなるの・・・・」とか

娘のマッケンジー・ベガが言うセリフで「本物のパパだ!」など印象的な翻訳が結構好きです。

あの時こうしていたらとか、逆にあの時に余計なことをしなければなどまだ若かった頃は後悔したりなんとか修正できないだろうかなどと考えたものですが、歳をとってくるとあまりそう言う感情は無くなってきて(全くないといえば嘘になるかも)、過去を振り返ると“そんなこともあったなあ・・・まあそれはそれでそういうもんなんだろうなあ”と思うようになってきました。そう考えるとやはり今、現在に生きる(禅問答のようですが)ことが大切なんだろうと考えさせられました。

クリスマスの映画なので時期がずれてしまいました、できればクリスマスシーズンに観ることをお勧めします・・。

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