最近歳のせいでしょうか?疲れが溜まるとなかなか元に戻らなくなったような気がします。できる限り頭を使ってやらなければならない仕事以外は(考えなくてもできる)、常に効率よくなんとか省エネで乗るきれないだろうかと常時考えています(もしかしたらそれを考えていることで疲れているのかも)。あまり考えずにやってる事といえば、よく朝のルーティーンなどと言いますが、朝起きて、ご飯食べて、トイレに行って、髭剃って、頭洗って、洗濯して、掃除して、・・・・。不思議なことにほぼ三分の二ぐらい寝ながらできますよね。Wikipediaで調べているとルーティーンとは「習慣的・定型的・な手続きや仕事のこと。日課。定常処理。」と書いてありました。さらにその中で、「コンピューター・プログラムにおいては、特定の処理を行う一連のコマンドの集合体を指す。プログラムの中で繰り返し必要となる処理をルーティーンとして分離することが多い。」とありました。毎日、毎日繰り返していることで脳も自動的に効率良く行うようになっているようです。
スポーツの世界では意識して特徴的なルーティーンを行う選手も多いですよね、イチローさんや羽生結弦さん、クリスチアーノ・ロナウドさんやラファエル・ナダルさんなどかなり特徴的です。スポーツにおいては、緊張・興奮・不安などの影響を避ける目的で、メンタルコントロールの一つの方法して行っていることが多いようです。考えてみると禅の修行などで同じことを繰り返し行うことで集中力を高めていく修行もあると思うのですが、それと同じメカニズムで余計の考えを削ぎ落として極限まで集中してゆく所作として共通しているのではないかと思います。
私が寝ぼけ眼で“ぼーっと”しながらウロウロしているのとはレベルが違いすぎますが、思えば余計なことはあまり考えていないことは確かだと思います。同じ動作をきちんと繰り返し行って鍛錬(訓練?練習?)するのは大切なんだなあと感じた朝でありました。