ストレッチ

2020年11月06日 08:48

ヨガの本を買って基礎的なポーズ(アサーナ)を学ぼうと思ったのですが、体が硬いのでついて行けず、柔軟性を高めようと「自重ストレッチ」(CALADA LAB代表パーソナルトレーナー 比嘉 一雄さん著)を買って、実践しています。自重筋トレという言葉を最近よく聞きますが、それのストレッチ版です。体重を負荷にして伸ばすストレッチであり、身を委ねながら脱力して関節を動かすことで、体の硬い人でも無理なく柔軟性を高めることができるそうなので、自分に合っているのではと思いました。

そもそもストレッチとは、体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいい、筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、呼吸を整えたり、精神的な緊張を解いたりするという心身のコンディション作りにもつながるなどの効果があるものです。1975年ボブ・アンダーソンのが著した「STRETCHING」が普及を大きく促進したと言われていて、ダンダーソンの提唱した静的ストレッチは現在も広く行われており、自重ストレッチも静的ストレッチに含まれます。

静的ストレッチは関節可動域を広げるために、近年は運動前に行うとパフォーマンスを低下させ、逆に怪我を増やすと言われているので注意が必要ですが、運動後に行った場合は、パフーマンス向上や怪我防止につながると言われています(可動域内で保持するパッシブストレッチというものもある)。これに対して運動前に行う動的ストレッチは、可動範囲内で、ゆっくりと制御された脚や腕のスイング、胴体のねじれなどを行うことによってパフォーマンス向上や怪我の予防に効果があります。  

実践してみることで思ったのですが、ヨガと同じで苦手な体制があったり、一部の筋肉が他と比べて明らかに硬かったり、左右差が激しかったりすることに気づきました。こうした体の状態を把握して頭に入れておくことで、柔軟性を高めるばかりでなく、怪我に注意しすることができ、予防的にその部分を重点的にケアするなどの準備ができるメリットがあるのではと思っています。できればもう一歩進めて、こうした体を硬くしてしまう体の動き・使い方の修正に使えないだろうか?と考えています。

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