最近は鎌倉にも観光客や遠足・修学旅行の学生が戻ってきているようで昼間は観光客で賑わっています。これからは紅葉の時期なのでより観光には良い季節になると思います。そこで紅葉で有名な源氏山公園に近い寿福寺に紅葉の具合を見にいってきました。寿福寺とは、臨済宗建長寺派のお寺で、鎌倉五山第3位にあたります。源頼朝が没した翌年の1200年、妻の北条政子が葉上房栄西を開山に招いて創建したかなり歴史の古いお寺であり、2世退耕行勇をはじめ、心地覚心、蘭渓道隆(建長寺を開山)など多くの名僧が入寺した。鎌倉の禅宗文化を考える上で、重要な存在の寺院です。境内は「寿福寺境内」として1966年に国の史跡に指定されていますが、中門から内側の境内は一般公開されていないちょっと神秘的なお寺です。今回紅葉にはまだまだでしたが、墓地には陸奥宗光、高浜虚子、星野立子、大佛次郎などの墓や北条政子と源実朝の墓と伝わる五輪塔などがあり、八幡宮〜小町通りから近く境内裏手から源氏山公園に登っていくルートもありますので鎌倉観光の際は寄ってみてはいかがでしょうか。観光客でごった返している小町通りからかなり近いはずなのですが、源氏山を背にした、亀ヶ谷と呼ばれる源氏家父祖伝来の地(頼朝の父・源義朝の旧邸があった)でもあり、何か不思議な空気感が漂ってます。
ちなみにこのブログを読んでいただいている方は、鶴岡八幡宮二の鳥居前にある狛犬をご存知でしょうか?左右どちらの狛犬もニコニコ笑っているような愛嬌のある狛犬なのですが、今日、前を通った時にかなり大きさが尋常ではない大きさであることに気づきました。もしかすると日本一では?と思って調べてみようと思って調べてみましたら、上には上がいるもんです・・・・(しかし神奈川県では一番でした)。岐阜県に世界一を標榜している狛犬をネットで見つけました。岐阜県瑞浪市の八王子神社の狛犬は高さ3.3m、幅1.56m、奥行き2.4mだそうです。鎌倉にいらした際は、こちらも興味のある方は寄ってみてください。
今後、紅葉情報もブログで書けたらと思っています。