朝の散歩道:西江ノ島編

2024年02月17日 10:49

今回の散歩道は江ノ島へ行ってきました。橋を渡って江ノ島に着くとすぐに上り坂になって、ひたすら上りが続くので高低差(最高標高60.4m)を感じる方は多いのではないかと思うのですが、思った以上に東西にも広くなっていて、面積にすると東京ドーム8.1個分、周囲は5キロあるそうです(確か皇居1周のランニングコースが5キロだったと思います)。東側(鎌倉側)のヨットハーバーがある方に行くことが多いのですが、あまり西側へ行ったことがなかったので、奥津宮や岩屋方面へ行ってきました。江ノ島というと弁財天が有名で、江ノ島の弁財天、厳島の弁財天、竹生島の弁財天で日本三大弁財天と言われています。しかし弁財天は仏教の守護神なので話が少しややこしくなります。日本三大弁財天を奉る江島神社は、田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の三社からなる御社です。この御祭神は三姉妹の女神様で(ちなみに奥津宮の多紀理比賣命は三姉妹の一番上の姉神とのこと)、この三女神を江島大神と称しています。古くは江島明神と呼ばれていましたが、仏教との習合によって、弁財天女とされ、江島弁財天として信仰されるに至り、海の神、水の神の他に幸福・財宝(!)を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれています。福岡の宗像大社や広島の厳島神社と御同神だそうです。鎌倉には昔、五つの頭を持つ龍がいて悪行を重ねていました、そこへ天女(弁財天)が舞い降り、天女に恋心を抱く五頭龍を諭し、悪行をやめさせたという伝説があり、鎌倉にはその五頭龍をまつる龍口明神社などもあるので辰年の今年はパワースポット?なのかもしれません。写真を撮ってきたのでご覧ください。

1️⃣奥津宮
2️⃣岩屋にもいたハクセキレイ
3️⃣たくさん飛んでるトビ
4️⃣江ノ島乗合船の船着場から見た弁天橋

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