「言語の力」ビオリカ・マリアン著を読みました。ビオリカ・マリアン博士は、言語、バイリンガリズム、多言語主義の研究者です。ノースウェスタン大学の心理学教授で、バイリンガルの言語処理の構造と、複数の言語を話すことが認知機能、発達、脳に与える影響に関する研究を行っています。博士自身は、ルーマニア語(母語)、の他にロシア語、英語に堪能だそうです。
この本は、新しい言語を学ぶことが、人間の思考、価値観、感情、創造性、脳の健康などにどのように影響するかを科学的に解説しています。著者は、自分の経験や多くの研究事例をもとに、複数の言語を話す能力が、情報の受け取り方や解釈の仕方、意思決定や行動に及ぼす効果を紹介しています。また、新しい言語を学ぶことのメリットや方法、課題やコツなども具体的に示しています。言語の力を最大限に引き出すためのヒントやモチベーションを与えてくれる一冊です。(チャットGPT作)
たまにこういうことが起こるのですが・・・読んでみると思っていた内容と違っている場合があります。マルチリンガルの場合どのような影響が脳に与えられるかについてはよくわかりました。がしかし、モノリンガルの場合(自分)は全く実感が伴わず、理屈としては理解できるものの、遠い世界の話のように感じました。ただ漠然と複数言語を話せるということは、違う価値観を持った多くの人とコミュニケーションが取れるようになるだけでなく、自分の視点が増えて今まで持っていなかった角度から物事が見れるようになるのだろうとは感じました。
そこで私も博士おすすめのアプリ「Duolingo」を早速インストールしてみました。(最初の設定の問題でしょうか?なぜか?オランダ語を英語で学ぶみたいになってしまいましたが・・・。)
「Wanneer doe je het?」 「Nu!Toch」
「When are you to do it?」 「It’s now or never」
まだまだ学ぶのに遅すぎることはないのかもしれない・・・・・・・・・・かな?