小雨降る散歩道:能見堂緑地編

2024年01月20日 14:58

今回は、金沢自然公園〜釜利谷市民の森〜六国峠ハイキングコース〜能見堂跡の往復コースを散歩してきました。六国峠(伊豆、相模、武蔵、安房、上総、下総の六国)ハイキングコースは金沢文庫駅からの能見堂緑地、釜利谷市民の森、金沢自然公園、金沢市民の森、横浜自然観察の森を通って鎌倉市の天園ハイキングコースまで続く全長12kmあるハイキングコースです。(今回は金沢文庫駅に近い5kmほどの部分に当たります)能見堂(1869年に火災により消失)とは、寛文年間(1661〜73)に、久世大和守広之が芝増上寺の子院を移設し、地蔵菩薩を本尊として再興した擲筆山地蔵院のことです。中国からの亡命僧・心越禅師がこの地を訪れたときにここからの眺望が中国の瀟湘八景に似ていたことから、8つの漢詩を詠み、それが「金沢八景」の由来と言われています。ちなみに金沢八景は江戸時代後期に歌川広重が描いた「武州金澤八景」の浮世絵にもなっています。能見堂跡は梅の名所でも有名らしく紅梅、白梅のどちらも7〜8分咲きになっていました。道は綺麗に整備されていて初心者でも気軽に行けるハイキングコースでした、往復でだいたい2時間くらいです。今回の野鳥は、ホオアカを40〜50cmくらいの距離で見ることができました。鳴き声がするので茂みの方を振り返ったら3羽がものすごく近い距離で枝に止まっていて、逆に見つけたこっちがびっくりしました。コガラも見ることができたのですが、どちらもあっという間に飛び去っていってしまったので写真に収めることはできませんでした残念です。(そもそもiPadで撮ろうと思ってもかなり無理があるようです)写真は能見堂跡の梅の写真を撮ってきましたのでご覧ください。

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