卒業と歌

2020年03月07日 08:50

♫〜
悲しいことがあると 開く皮の表紙
卒業写真のあの人は やさしい目をしてる

町で見かけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影が そのままだったから

人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって・・・・♪

荒井由美さん作詞・作曲の卒業写真、誰もが知っていて、今ぐらいに季節になると毎年耳にする名曲中の名曲です。残念ながら最近は卒業から数十年経ってしまって、町で見かけても同級生の面影はそのままではないと思いますが、この曲を聞くと“今年もそろそろ卒業式の季節だなあ”と思い学生の頃を思い出します。Spotifyなどで卒業の曲を検索すると知らない曲がたくさん出てくるので、それぞれの年代によってそれぞれの思い出の曲があるのだろうと思います(半分以上知らない曲でした)。私の時代では斉藤由貴さんの「卒業」や菊池桃子さんの「卒業」松田聖子さんの「制服」などが流行ってました。3曲とも卒業すると街を出て行ってしまう人への思いを歌った曲なのですが、自分自身には制服のボタンを下級生にねだられたことはなく、遠回りしながらポプラを数えたこともなく、卒業にまつわる印象に残る深い思い出は一切ないのですが、こうした曲を聞くと浪人時代や学生時代を思い出します。今年の卒業式は、中止になったり教室で卒業証書の授与が行われているニュースを見ました。残念ではありますが現在の事情を考えると仕方がないことかもしれません。なんとか関係者の方々には1か所に集まって全体で式を行うことは無理だと思いますが、何か別の形で思い出に残るようなことを考えてあげて欲しいなあと思っています。ともかく今年卒業された卒業生の皆さんおめでとうございます、今後のご活躍を祈っています。

余談です・・・桑田佳祐さんの作詞作曲で夕陽の別れを告げて〜メリーゴーランド〜という曲があります。この曲は桑田さんが鎌倉学園時代の思い出を歌った曲なのですが、この曲を聞くと高校時代を思い出します。高校卒業後にリリースされているので高校時代聴いていたわけではなく、曲自体の鎌倉のイメージが高校生の時代に見ていたものと重なって何か響くものがあります。校舎から見た夕日はきれいだったなあ・・・・。

写真は片瀬東浜から見た夕日です

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