アメリカっぽい散歩道:バードウォッチング池子の森編

2023年12月16日 15:44

今回はバードウォッチング修行:池子の森自然公園緑地編です。池子の森自然公園は逗子市にある約40haの広さを持つ公園です。ご存知の方も多いと思いますが、元々米軍が弾薬庫として使用していた一部を(その前は旧日本海軍が弾薬庫として使用していた)、2014年に日米共同使用という形で逗子市が2015年に池子の森自然公園として整備し、開園したものです。特に緑地エリアは約70年もの間、ほとんど人の手が入らず、貴重な自然が残されていたため、自然環境調査を1年かけて行った結果、多くの動植物が確認され、この環境を次世代に残すためにも、一度に多くの人が入ることで、鳥や昆虫、植物などの棲家を脅かすことのないように、2016年3月から土・日・休日(2022年から水曜日も)での開園をすることになったそうです。2015年に行った環境省の調査では、鳥類については1年間5回の調査が行われており、27科は53種類の鳥類が確認されています。留鳥ではメジロ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、夏鳥ではオオルリ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ホトトギス、冬鳥ではアオジ、カシラダカ、シメ、水鳥では、カルガモ、コガモ、カワセミ、アオサギなどが観察されてそうです。今回写真が撮れなくて残念なのですが、多分シメを見ることができたと思います。緑地の方ではなく散策路の方だったのですが、目の前を横切って3メートルぐらい先に着地してしばらく両者とも身動き取れず固まった状態になったので、肉眼ですがよく見ることができたのでおそらく特徴からそうではないかと思っています(もちろん自信は全くありません)。逗子市の方針では、池子の森自然公園は現状を極力変えないことを方針としているようで、整備された緑地や自然公園を見慣れた現代人としては、ぱっと見、あちこち伸び放題というかやや無秩序のように感じるところもあります・・・・ですが考えてみれば“自然“というものはそういうものなんだなあと思います。(密度が高く、精一杯競争を全力で勝ち抜こうと場所の取り合いといった感じに見えました)

鳥の写真は撮れませんでしたが数枚スマホで撮ってきましたのでご覧ください(ipadを忘れたのでこんなことになりました、画像が不鮮明ですいません)

4枚目の写真は立ち入り禁止区域に入ると危険ですよという看板です(不審なものを発見したら触れずに通報してくださいといった旨が書いてあります)。さすがに弾薬庫跡地だと思いましたが結構あちこちに立っています。

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