マラソンの効用

2020年02月22日 08:43

東京マラソンが新型コロナウイルスの影響で一般参加を中止にしたニュースを見ました。10倍以上の倍率をくぐり抜けて当選された方は残念だと思いますがこればっかりは仕方がないことだと思います。ちなみに私は過去に東京マラソンは1回だけ当選して出場し完走した事があります(記録は全然ダメでした)。

私が“走ろう”と思ったのは10年以上前に地元では始まった湘南国際マラソンを観に行ってから、自分も出場してみようと思ったことがキッカケで毎週走り始めました。週に20km位は走りたいのですが最近はあまり達成出来ていません。確か第3回か第4回の湘南国際マラソンからだったと思うのですが、毎年出来る限りフルマラソンに出場して(今年は開院の準備で出場出来ませんでした)、だいたい30kmの壁を越えられず失速してなんとか完走するの繰り返しになっています。それなら毎週30km〜40km走ればいいんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、なかなか週20kmの壁も未だに越えられないでいる、永遠の?ランナーです。

走り始めてみて筋力を維持したり、健康に良いことは当然実感出来たのですが、それ以外にも走ることで得られた効用について3つあったので挙げてみたいと思います。

第一の効用は眼鏡を外してサングラスで走っているので、遠くをボーッとみて走っているせいか視力の回復に効果があるようで(一時的かもしれませんが)走り終わった後視界がクリアになったように感じます。

第二の効用は考えごとに集中出来ることです、スティーブ・ジョブズさんが歩きながら構想を練ったり、考えをまとめていたという話は有名ですが、走っている事に集中していると、走ること自体は自然とオートマティックになり、頭の中では何も考えない状態になって、考えごとに集中出来るアイドリングのような状態を作り出してくれる様な感覚があります。

第三の効用は常にペース配分を気にする様になった事です、30kmで失速をくり返しペース配分でなんとかしようと思った結果、日常生活でも(仕事でも)ペース配分を意識する癖がつきました(実際は練習不足が原因だと思いますが)。

これは歩くことでも同じ効用があると思っています。このブログを読んでくださった方はどうお考えでしょうか。

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