テトリス

2023年05月05日 18:42

Apple TV+で「テトリス」2023年(Apple TV+オリジナル)ジョン・S・ベアード監督を見ました。テトリスを巡る実話を元にした作品です。あらすじはこんな感じです、1980年代後半、まだ分厚い鉄のカーテンが降ろされた内側で4つのブロックからなるテトリノミをうまく積み重ね、横一列が埋まると消えるという単純なゲーム、テトリスが誕生した。そのゲームは鉄の壁を越え、西側諸国の資産家たちの目にとまった。アメリカのビデオゲームセールスマン、ヘンク・ロジャースはこのゲームを世界に発信しようと、張り巡らされたウソと鉄のカーテンに隠された腐敗した世界に足を踏み入れようとしていた・・・・・・・。

テトリスはソビエト連邦のコンピューター科学者アレクセイ・パジトノフが、1984年に考案したコンピューターゲームの商品名。4つの正方形を組み合わせて作られたブロックがフィールドの上方からランダムに1種類ずつ落下してくる。そのブロックをプレーヤーは4方向に回転させながら、左右に移動させてフィールドに着地させていくゲームです。元祖・落ちものパズルであり、シンプルなルールでありながら頭脳を使い奥が深いので人気を呼び、1980年代末から1990年代初めにかけ、様々なゲーム機に移植され世界各地で大流行し、様々なアレンジを加えられシリーズ化し、2011年までに2億200万本ほど売れています。

私の世代では、どこかで必ずやったことのあるゲームだと思います(若い世代の方も、テトリスは知らなくても、落ちものパズルゲームは知っている方も多いと思います)。このゲームの流行にこんな裏話があったとは・・・・・・。予想以上に面白くて見応えのある映画でした。任天堂も登場し、東京も舞台の一つになっていて、日本人も多く登場しています(もしかすると日本ブランドの任天堂はソビエト連邦では信頼度が高かったのかもしれません)。何となく観てみた作品でしたが期待以上の面白さです、おすすめの一本・・お時間がありましたら是非。

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)