🎵波打つ夕立のプール
しぶきを上げて
一番素敵な季節が
もうすぐ終わる
「時が止まればいい」
僕の肩で
つぶやく君 見てた
さよなら夏の日
いつまでも忘れないよ
雨に濡れながら
僕らは大人になって行くよ
瞳に君を焼き付けた
尽きせぬ想い
明日になればもうここには
僕等はいない
・
・
・
さよなら夏の日
僕等は大人になって行くよ
名曲ですよね、「さよなら夏の日」1991年山下達郎21枚目のシングルです。夏の終わりで思いつく曲、と考えてみたらこの曲を思いついたのですが、30年以上前の曲だったのでそれに驚きました。
今日は鎌倉は暑かったのですが、蝉の鳴き声はしなくなりましたし、朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきました。「さよなら夏の日」山下達郎「夏の終わりのハーモニー」井上陽水・安全地帯、「夏の終わりに」FUNKY MONKEY BABYS、「夏の終わり」森山直太朗等、夏の終わりは歌になりやすいのでしょうか、題名に“夏の終わり”と入っていなくても多くの曲がヒットしています。(「君がいた夏」Mr.Childrenや「ガラス越しに消えた夏」鈴木雅之なども)
これが冬の終わり(どちらかというと春が待ち遠しい感じなので冬の終わりきた!よりも春がやってきた!という感じでしょうか)とか、春・秋の終わりではこうはならないようで、あまりピンときません。今の季節にあった曲といえば、何かお祭りが終わった後の物悲しい、切ない雰囲気を持った曲なんだと思います。そういえば以前ブログに書きましたが松任谷由美さんの「晩夏」も物悲しい、切ない曲だったと思います。多くの曲がヒットしているということは、私を含めて誰もが〈夏の終わり〉に物悲しさや切なさを感じるのだと思います。
「夏と秋と 行きかふ空の かよひぢは かたへすずしき 風やふくらむ」 作者凡河内躬恒
意味:夏と秋がすれ違う空の通路は、片側だけが涼しい秋風が吹いているのだろうか
夏の終わりは短歌にもなりやすい?・・・・風の吹く方向によって、ここしばらくは涼しくなったり、暑くなったりの繰り返しなのかもしれません。体調管理の難しい日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。