リハビリテーション

2020年01月09日 19:20

昨年は出場できませんでしたが、毎年フルマラソンに出場出来る様に10年前から走ってきました。今まで東京、湘南国際、静岡、東北仙台復興マラソンなどに参加させていただきました。小学生の時から第五腰椎分離症で腰痛もちなので走る事によって筋力を落とさないように始めたのがきっかけです。以前は腰痛と言うと安静にしていなければならないイメージですが、リハビリのうちに入るのでしょうか、最近はトレーニングによって筋力を落とさない事が腰痛を起こさないためには必要とされています。鍼灸師としてリハビリテーションには興味があり、なるべく最新の情報を絶えずアップデートしたいと思っています。例えば最近読んだ本で「身体性システムとリハビリテーション科学」という本では身体性システム科学の最新の研究が解説されており、それは脳内身体表現に基づき脳と身体に相互関連が生じる(ファストダイナミクスと言われる)これまでのリハビリテーション行為に相当するものと、そのファストダイナミクスに基づき脳内身体表現自身もまた変容する現象(スローダイナミクス)両方を扱い、スローダイナミクスを主に扱う学問だそうです。今後運動器障害や運動機能低下(脳障害やロコモティブシンドロームなどを含む)の問題を包括的に対処して、経験を中心としたものから脳内身体表現に介入した運動制御モデル、身体意識モデルを用いたモデルベーストリハビリテーション(色々な指標をを定量化して脳内身体表現モデルを持ちいる事らしいです)へ展開が期待されます。脳科学やリハビリテーション科学に加えてシステム工学も取り入れてAI、ビッグデータなどの活用などもあるのでしょうか、注目して行きたいと思う分野です。

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