🎵Got a wife and kids in baltimore, Jack
I went out for a ride and I never went Back
Like a river that don’t know where it’s flowing
I took a wrong turn and I just kept going
Everybody’s got a hungry heart
Everybody’s got a hungry heart
Lay down your money and you play your part
Everybody’s got a hungry heart
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Hungry Heart（ハングリー・ハート）1980年ブルース・スプリングスティーン
ブルース・スプリングスティーンの曲の中で一番好きな曲です。
ちなみにタイトルはアルフレッド・テニスンの詩「ユリシーズ」の一節「For always roaming with a hungry heart」から取られているそうです。
今回は「カセットテープダイアリーズ」原題「Blinded by Light」と言う映画を観ました。なぜブルース・スプリングスティーンの曲から始まったかと言いますと、この映画の中で「Blinded by the Light」「Born to Run」などブルース・スプリングスティーンの曲がかかりまくり、踊りながら歌うミュージカル風なシーンも登場するからなのです（個人的にはミュージカルシーンは要らなかったのでは・・と思います）。この映画は監督グリンダ・チャーダ2019年のイギリス青春映画で、サルフラズ・マンズールが2007年に発表した自叙伝を原作とした、要するに実話です。1980年代後半の英国を舞台にパキスタン系移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に出逢ったことで、自らのアイデンティティーや文化、世の中といったものを理解し、成長していく姿を描いています。人種差別や父との関係に苦しみながらも、自分としての答えを見つけ出す主人公のジャベド。青春映画なので若い人にも是非観てもらいたいですが、親の世代の人にもおすすめです。私は昨年父を亡くし、父親との関係で悩むことはもはやなくなり、主人公の父親の世代ですが、それぞれの人にとっての救いってなんだろうと考えさせられる映画でした。あまり注目されていない映画の様ですが、観た後に爽やかな気分にさせてくれる最近では私のイチオシの映画なので是非ご覧になってみてください。