口は災いの元・・なんて言いますが、しまった!言わなければよかった・・$&‘)&’+*『』?*』0‘$なんてことは誰しも経験があることだと思います。無意識に使っていた一言が余計な一言になってしまい、後悔するのはなんとか避けたいところです。そこで、今回読んだ本は「よけいなひと言を好かれるセリフに変える 言いかえ図鑑」です。図書館で借りたのですが、人気の本で借りられるまでかなり待ちました。結構よけいな一言で失敗したことがある方は多い様です。著者の大野萌子さんは企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善スキルを得意として、コミュニケーション・ハラスメント・メンタルヘルスに関連する行動変容に直結する研修・講演を年間150件以上行っているそうです。
私の場合はよけいなひと言よりも、よく仕事場で独り言を言っているようで、周りの方からは気味悪がられていますが、最近では暖かい目で無視してもらっています。この本は、無意識に使っている言葉が、あなたの印象を作っています。という一文からはじまります。確かに言葉を喋る時には、熟考して慎重に一つ一つ選びながら喋る場合と、ほぼオートマチックに(反射的に)思いつくまましゃべってしまう場合がありますよね。ポロッと無意識に出てしまうひと言が意外に本音を表していたりします。日常生活で一つ一つ熟考してしゃべっていたら疲れると思いますが、気をつけて意識してしゃべっていたことが、だんだん身について無意識にできる様になることは結構あるのではないかと思います。
本当にそこまで気を使うべきか?と思った・・よけいなひと言「大変ですね」→好かれるひと言「仕事が忙しいんですね」とか
なるほどなあと思った・・よけいなひと言「私のこと、覚えていますか?」→好かれるひと言「あの時お会いした○○です」とか
どうでもいいんじゃないかな?と思った・・よけいなひと言「それでいいんじゃない」→「とてもいいと思うよ」とか
ついよく使ってしまうので、気をつけようと思った・・よけいなひと言「なるほど」→「今の話、よくわかりました」とか
今時そんなこと言う?と思った・・よけいなひと言「結婚はしないの?」→「ライフキャリアについてはどう考えているの?」等々
参考になったり、突っ込んだりしながら、気軽に読める本なので、興味のある方はぜひ読んでみてください。