クリスマス・キャロル

2021年12月24日 08:51

🎵Silent night, holy night
All is calm, all is bright
Round you virgin mother and child.
Holy infant, so tender and mild,
Sleep in heavenly peace,
Sleep in heavenly pease.

 英語:Silent night (フランツ・クサーヴァー)、ドイツ語(原詩:ヨーゼフ・モール):Stille Nacht 、日本語(由木康):聖しこの夜。歌える方も多いと思いますが、代表的なクリスマス・キャロルです。

🎵We wish you a merry Christmas
We wish you a merry Christmas
We wish you a merry Christmas
And a happy New Year.
Good tidings we bring
To you and your kin;
We wish you a merry Christmas
And a happy New Year.

We wish you a merry Christmas
イングランド西部地方を起源とするこれも代表的なクリスマス・キャロルです。

本日12月24日はクリスマスイブなので「クリスマス・キャロル」チャールズ・ディケンズ著を昨年発行された越前敏弥さん訳の角川文庫版で読んでみました。現代に合わせた訳になっているのか、以前読んだ時よりも読みやすくなっている感じがしました。。物語の内容はよく知られていると思います。お金儲けが趣味のような強欲で無慈悲な老人スクルージが、クリスマスイブの夜に精霊に連れられ「過去」「現在」「未来」の光景を見せつけられるというものです。1843年に書かれたものですが、クリスマスストーリーの傑作として読み継がれている作品です。ちなみに日本の昔話にもこういった強欲のいわゆる“意地悪爺さん”なるものが登場しますが、なぜか落語になると大店のご隠居さんは、お金持ちながらだいたい変な道楽にハマっていて散財してしまうパターンが多いと思います。日本の江戸時代、特に都市部の文化は変化球を好むような、独特のものがあったのかもしれません。スクルージ爺さんはお金の稼ぎ方については学んでいたようですが、使い方についてはあまり学んでいなかったようです。「金は天下の回りもの」とはなかなか含蓄のある諺です。

お金はなかなか回ってきませんが、年と共にガタがきている体でも未だ一応健康でいられていますので、まあ良しとしたいと思っています。
I wish you a merry Christmas

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