🎵小3の頃からなぜだか
おばあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしてた
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トイレには
それはそれはキレイな女神様がいるんやで
だから毎日キレイにしたら
女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで
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「トイレの神様」2010年植村花菜
今年の旧暦10月は11月5日〜12月3日迄なので明日から「神無月」にあたります(今日では新暦10月の異称としても用いられる場合も多い)。「神無月」の語源で有力な説は、神無月の「無・な」が「の」にあたる連体助詞「な」で「神の月」というものがあり、すなわち神祭りの月の意。「水無月」が「水の月」と同じことらしいです。
(伊勢神宮・内宮に居る天照大御神以外の)神々が出雲に集まって翌年について会議するので出雲以外には神がいなくなるという説は、平安時代以降の後付けで、出雲大社の御師が全国に広めた語源俗称とのこと。俗称と言っても1000年以上語り継がれているのですから、もはや日本では広くそう信じられていると言っても過言ではないと思います。
現存する日本最古の歴史書である「古事記」には「八百万の神、天(あめ)の安(やす)の河原に神集(かむつど)ひ集ひて」とあり数多くの神々を総称する八百万の神という言葉が登場しています。Wikipediaで日本の神の一覧を見ると、ものすごい数の神様が並んでいます。
例えば神話由来の神様だと、木花之佐久夜毘賣(こはなのさくやびめ):火の神、水神、妻の守護神、安産の神、子育ての神、酒造りの神とか・・・・少彦名神(すくなひこな):国造りの協力神、常世の神、医薬の神、温泉の神、呪術の神、穀物神、知識の神、酒造りの神、石の神などやたら担当の多い神様がいたり、民間信仰の神様では、天狗、道祖神、七福神、座敷童からうわばみ、疫病神、貧乏神までいます。最近では細分化がされてきているのでしょうか?、上記のトイレの神様や笑いの神様、野球の神様など新しい神様も続々と登場している様子です。ちなみに最初に登場した「トイレの神様」ですが、おばあちゃんのセンスはなかなかのものではないかと思っています、これが「便所神」だとすると貧乏くさいおっさんの神様が出てきそうですが、「トイレの神様」となるとキレイな女神様が出てくるような気がします(是非ともキレイな女神様であってほしいです)。
なんだかこういうほんわかした信仰というか、柔軟な信仰というようなものを考えると日本に生まれてよかったなあと思います。いつか「神無月」に出雲大社に行ってみたいと思っています。