このところ中秋の名月と満月が8年ぶりに重なったニュースで持ちきりでした。秋に見る月はなんであんなに綺麗なんでしょうね・・・・・・。鎌倉では満月の当日は曇っていたのですが、その前日の月がとても綺麗だったのが印象に残っています。おっさんの特徴でしょうかそんな時だいたい鼻歌を歌ってます・・・・・・・・今年はこんな曲でした。
♪Moon river, wider than a mile
I’m crossing you in style some day
Oh, dream maker
You heart breaker
Wherever you’re going
I’m going your way
Two drifters, off to see the world
There’s such a lot of world to see
We’re after the same rainbow’s end,
Waiting, round the bend
My huckleberry friend,
Moon River, and me
あの「Moon River」です。
1961年「ティファニーで朝食を」ブレイク・エドワーズ監督、オードリー・ヘップバーン主演。劇中でオードリー・ヘップバーンが歌っている曲です。1961年アカデミー歌曲賞、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3部門を受賞しています。もともと1オクターブと1音しか出ないオードリー・ヘップバーンの声域のために描かれた曲だそうですが、数百を超えるカバー曲が歌われています。日本ではアンディ・ウイリアムズのバージョンが有名のようですが、オードリーの「Moon River」がやっぱり最高だと思います。Moonとついているので単純に月に関係ある歌詞かと思ったら、作詞家のジョニー・マーサーが実家近くにある「Back River」と言う川をイメージして作詞をしたそうで、よくよく歌詞を見ると、どちらかというと月ではなく川の歌でした。(Back RiverはMoon Riverと名前が変更されているそうです)
ちなみに歌詞の中でHuckleberry Friendというスラングが登場して、色々な和訳があるようですが、今日観た映画の翻訳者・杉田朋子さんは“幼い 思い出の友”と訳されていました。(映画の方も何回も見ていて、観るたびに“映画っていいなあ”と思っています。
もしかしたら作詞をしたジョニー・マーサーは月の輝く夜に川を見ながら作詞をしたのかもしれません。なるほどそう考えると、地球上どこから見た月でもやっぱり月は綺麗なんだろうなあと感じさせられました・・・・・・・・。