鎌倉市には「緑の基本計画」という計画があり、山と海の自然と人・歴史が共生する鎌倉という理念のもと、台峰緑地・広町緑地・常盤山緑地の3大緑地や鎌倉中央公園・鎌倉海浜公園・散在が池森林公園などの公園を整備しています。その中でも主要公園の一つ鎌倉中央公園に行ってきました。鎌倉中央公園は約23.7haある結構広い風致公園です。ちなみに風致公園とは主として風致(自然の風景などのおもむき、味わい)の享受の用に供することを目的とする都市公園であり、樹林地、湖沼海浜等の良好な自然的環境を形成する土地を選定し、配置されたものをいうそうです。公園内では農業体験や花壇づくりなどの多様な余暇活動やボランティア活動が行われ、都市緑化植物園として緑化推進の拠点にもなっています。里山エリアに残された田んぼ・畑では、市民活動団体の手によって継承した活動が行われ、自然環境の保全と同時に、地域に残された生活文化の継承にも取り組んでいるそうです。(鎌倉市公園協会ホームページより)
これまで広町緑地や散在が池森林公園などの緑地を巡ってきましたが中央公園はその中でもかなり広く感じます、生き物を探しながらゆっくり歩いたせいでもあると思いますが、一周ぐるっと巡るのに1時間半を超えていました。私が子供の頃はまだ田んぼが近所にあった記憶があるのですが、最近は全く見なくなりました。住宅街に囲まれた公園の中ですが田んぼや畑が残っているのは貴重では無いかと感じます。本当は擬態している昆虫を見つけられないかなあと思っていたのですが、素人が行って見つけられるほど甘いののではありませんでした。いくつか写真を撮ってきたのでご覧ください。
①住宅街の中にある公園とは思えない風景(ちょっとした登山に来たようです)
②里山の風景(案山子が懐かしい)
③クヌギに止まっているジャノメチョウ(わかりにくいです)
④シオカラトンボ(いっぱい飛んでました)
⑤変わった模様のモンシロチョウ(これモンシロチョウで良いのでしょうか?)