🎶躓いて、転んでたら置いてかれんだ
泥水の中を今日もよろめきながら進む
汚れちまった僕のセカイ 浮いた話など無い
染み付いた孤独論理、拭えなくなっている
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積み上げたものぶっ壊して 身につけたもの取っ払って
止め処ない血と汗で乾いた脳を潤せ
あの頃の僕らはきっと全力で少年だった
セカイを開くのは誰だ?
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積み上げたものぶっ壊して 身につけたもの取っ払って
幾重に重なり合う描いた夢への放物線
紛れもなく僕らはずっと全力で少年なんだ
セカイを開くのは僕だ
視界はもう澄み切ってる
2005年4月スキマスイッチ通算5枚目のシングル「全力少年」です
たまに思い出したように聴いてみる曲ってありませんか?オリンピックも終盤に差し掛かってきていますが、頑張っているアスリートの皆さんの活躍を観ていて“ふと”思い出して聴いてみました。小さい頃は何をするにも全力だったように思います、やれ効率よくやろうとか、ペース配分をどうしようとか考えずに一つのことに集中して全力を出し切る・・・・。子供は全力を出し切る天才かもしれません。なかなか大人になってくると全力で遊んでいた時代のことは忘れてくるようです。オリンピックを観ていて思うのですが、メダルを取れた選手、取れなかった選手それぞれ頑張っていたことは間違い無いのですが、アスリート自身の出場する一瞬に、何年も積み重ねてきたトレーニングの成果を集中して出し切ることの難しさを感じています。一発勝負の緊張感やその日の体調、対戦相手との相性などで集中をしきれない要素が色々あるのだと思います。今回のオリンピックは若い世代のアスリートの活躍が目立っていますが、我々の世代と違って集中する方法論というか考え方がだいぶ違ってきているのかもしれません。のびのびと新しい世代が育ってきているように感じます(コーチングの方法もだいぶ変わってきているのではないでしょうか)。オリンピックもあと数日、アスリートの皆さんが今まで積み重ねてきたものを全て出し切れるように願っています。