先日「北の国から’87初恋」を久しぶりに観た時に思ったのですが、その当時に観た時と自分の考え方や世の中の時代背景が変わっていたりするので、改めてその移り変わりを感じる事もありました。そこで今回から、以前観た映画を改めて観てみようシリーズを始めたいと思います。初回に取り上げるのは「Greaseグリース」です。この映画は同名のミュージカル「グリース」(初演1971年シカゴ)を原作とした1978年の学園ミュージカル映画です。
内容を簡単に紹介しますと、1950〜60年代アメリカの高校生の学園恋愛ミュージカルといったところで、全くひねり無しの直球ベタ恋愛ストーリーになっています。
再度見てみると気づくことがあって、出演者にアフリカ系やアジア系の俳優はほぼゼロで白人俳優で締められているよなあとか、脇役のリッゾ役ストッカード・チャニングが歌上手いなとか、ダンスパーティーのシーンなどでは全員がこんなに楽しそうに踊りまくるシーンあったけなとか、このシーンはパジャマパーティーだったのか等、古き良きアメリカ満載(よくないところもあったにせよ)といった映画でした。
ちなみに
挿入歌「You’re the one that I want」オリビア・N・ジョン
♫You’re the one that I want
Oo-oo-oo ,honey
The one that Iwant
Oo-oo-oo, honey
The one that, honey
Oo-oo-oo, the one I need
Oh, yes indeed♫
オリビア・N・ジョンが歌っている挿入歌を聴いていて“ユーアー ジ ワン ザット アイ ウォント”がどうしても“ヨアザワダラオン”といっているとしか思えなかったのを思い出しました。
1978年オリビア・N・ジョンは30歳、ジョン・トラボルタは24歳、当時見た時からどうも高校生には見えないなあと思っていたのですが、アメリカ人はそんなものなのかなあと思ってました。(オリビア・N・ジョンはイングランド生まれです)
なぜこの映画を取り上げたかと言いますと、確か小学生の頃、友達に誘われて映画館に初めて友達同士で観に行った映画だったからです。横浜まで電車で行って映画を観てくるのは小学生にとって結構な冒険だったように思います。なぜ友達がグリースを選んだのかは謎ですが、こんなにわかりやすい展開でいいのかなとか、オリビア・N・ジョンは可愛かったなあ(当時30歳だっだわけですが)・・と思ったことは覚えています。今となってはちょっと不思議な思い出です。