3月7日のBlue Note Tokyoで行なわれた桑田佳祐さんの無観客配信ライブを観ました。今回はサザンオールスターズの横浜アリーナで行なわれた配信ライブとは異なり、桑田さんの弾くアコースティックギターの音が印象的な大人なライブでした。ここ最近、緊急事態宣言の影響で音楽配信ライブが多く行なわれています。音楽業界の方には申し訳ないのですが、何十年も音楽ライブを観に行ったことがない者にとって、自宅でライブ配信が観られることはありがたいことだと思っています。もちろん会場一体となって盛り上がる生のコンサートは、それはそれで楽しくアーチスト、ファン共に大切な事なのはわかります。しかし今回のブルーノート東京は南青山にあるジャズクラブで、料理とお酒と共に音楽を楽しむことのできるおしゃれなライブハウスです・・・・・・・・あまりに敷居が高いので配信ライブがなけれはおそらく一生観ることができなかったのではないかと思われます。こう考えると、コロナ禍で音楽業界の方は大変だと思うのですが、なかなか忙しくてライブを観に行けない方や、敷居が高くて躊躇ってしまう方などの潜在市場を掘り起こしたのではないかと思っています。あまりライブで見ないのですが桑田さんのギターソロあり、世の中の空気や願いなどを表したような、ライブ初披露になるらしいのですが、アスリートに向けた応援ソング“SMILE〜晴れ渡る空のように〜”やアンコールのラスト“明日晴れるかな”など2時間たっぷり楽しませてもらいました。音楽の力ってあるんだなあと感じさせられました。
ちなみに昨日放送されていた地上波の番組「音楽の日」、MISIAさんとブルーインパルスの共演を見ていました、MISIAさんが歌う「明日へ」に合わせてブルーインパルス曲技飛行のハートマークから始まり、ラスト♫明日♪へ・・・・・・・・・・・・♪ 最後の♪ドの音と共にかなり遠くに現れるブルーインパルスなのですが、だんだん近づいてくる機影・・・・・声を伸ばし続けるMISIAさん・・・・開いていた右手を握りしめると音が終わり、フェニックスのブルーインパルスが翼を開くように飛び去ってゆくという圧巻の1曲でした。このまま東京オリンピックの開会式でも良いような見応えあるシーンでした。YouTubeで観れますのでぜひおすすめです。やっぱり“音楽ってすごい”と思ったのでした。