先週から緊急事態宣言が発出され、当鍼灸治療院も多少なりとも影響を受けており、苦しい状況はこれからさらに続くと思われます(自分自身の力不足もあるので、緊急事態宣言だけが原因ではないのですが・・・・)。そんな中でも勉強は怠ってはならないと、色々な知識を広げる意味で、本だけは(もちろん鍼灸につながる専門書などを中心としてですが)コツコツ読んで行きたいと思っていまして、そのため最近は図書館によく通っています。“働いているのだから自分で買えよ”と言われてしまいそうですが、なるべく本代も節約しなければならないくらい苦しいと言えば苦しいです(情けない・・・・)。そうした中で鎌倉図書館(公共図書館)は強力な味方になってくれます。皆さんはリクエストという制度をご存知でしょうか?鎌倉市の図書館に蔵書がなかった場合、市が購入してくれたり、県内の他の図書館から市の図書館が借りてきて市民に貸し出してくれる制度です。実際、私もどうしても読みたい本があったので(最近出たばかりなので古本屋にもない)11月にリクエストして、今日貸し出してもらうこととなりました。この本は市が購入してくれたのですが、おそらく本の内容や金額などを吟味して、市民が平等に広い情報にアクセスする権利を考慮していただいたのだと感謝しています。そのほかにも隣の藤沢市や神奈川大学から取り寄せてくれた本もあります。こうしたことがあると図書館員の方にも感謝しなければとか、市の図書館の本は税金で賄われているということを改めて意識することとなりました。借りた本は大切に扱い、読んだ知識はきちんと自分の栄養となるように約束します(2回、3回と借りなければならないかもしれませんが・・・・)。
ちなみに最近図書館に関係する映画をみました、「パブリック 図書館の奇跡」という映画なのですが、エミリオ・エステベス(チャーリー・シーンの兄)と言う俳優さんがなんと監督・脚本・主演している映画です。ラストシーンには賛否両論あると思いますが、題名にもある“パブリック”とは?と考えさせられる面白い映画でした。ステイホームでお時間のある方におすすめです。