立ち食いそば

2020年07月10日 08:41

昨日、鎌倉駅の初めて入った立ち食いそば屋でちく天そばを食べました。だいたい初めて入る立ち食いそば屋ではちく天そばを食べることにしています。これには理由がありまして、大学時代津田沼駅で食べたちく天そばの味が忘れられず(結構頻繁に利用してました)、それから30年あまり立ち食いそば屋に入るとちく天そばを食べているのですが、その味を超えるちく天そばに出会ったことがありません。ネットで調べて見ると鎌倉駅の立ち食いそば屋と現在津田沼駅にある立ち食いそば屋は「いろり庵きらく」というチェーン店で津田沼駅にあるお店が30年間変わらず「いろり庵きらく」ならば同じ味だった可能性はあります。でもやはり昨日食べたちく天そばもあの記憶の中にある味ではないんです。そこで“それはなぜなのか?”考えてみました。

仮説1ー以前祐天寺(東急東横線の駅)に仕事で通っているときに、駅前のCoCo壱番屋でよく昼にカレーを食べていたのですが、そこのカレーは他のCoCoイチのカレーとは味が違って美味しいと思っていました。後日噂を聞いたのですが、そこの店長はCoCoイチのレシピに独自のアレンジを加えて美味しくなるように工夫していて、CoCoイチのレシピが祐天寺の店長のアレンジを採用したと聞いたことがあります(あくまでも噂です)。このケースと同様に30年前の店長が独自のアレンジでちく天そばを美味しくしていた。

仮説2ー子供の頃の駄菓子の記憶や兄弟とタネ飛ばしをしながら食べたスイカなど、味自体の記憶はそれほど細かく記憶されず、美味しかったというイメージのような記憶だけ残っているので、その後何度食べてもそれを超える味に巡り合うことはない。

どちらの仮説もありそうなのですが、30年経った今ではもう確かめようがありません、しかしもしかするとどこかでそれを超えるちく天そばに出会うかむしれない可能性を信じて、ちく天そばを食べ続けてみようかと思っています。

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