村上Radio STAY HOMEスペシャルをradikoで聞かせてもらいました（最近は聴き逃しても後から聴けるので便利ですね）。私はハルキストではありませんが、村上春樹さんはかなりの作品を読ませてもらっています。世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」（最初に読んだ作品です）「羊をめぐる冒険」「ねじまき鳥クロニクル」「ノルウェイの森」「1Q84」。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだときは“何かカッコイイ小説だなあ”と思った記憶があります（おそらく小説を読んでカッコイイと思ったのはそれが初めてだったのではないでしょうか）。
村上春樹さんはあまりテレビやラジオに出演されないですし、普段はどういった感じの人なのか？得体の知れないところがあると思っていたのですが、ラジオを聴いてみると結構普通のオジサンっぽいところもあったりして、興味が湧いたので「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んでみました。「走ること・・・」は走る小説家としてフルマラソンやトライアスロンに出場し、走り続けてきたご自身を綴った本で、私も（村上さんにはタイムも距離もキャリアも足元にも及びませんが）フルマラソンに出場した経験があり、今も走っている者には“あーこれよくわかるなあ”と共感できたり、長周期的にモチベーションが原因がよくわからないまま上がったり下がったりするのは“確かにそうだよなあ”と納得したり楽しく読ませてもらいました。
ちなみに本の中で日大理工学部のトラックを走っていたとの記述がありますが、実は私は日大理工学部出身で北習志野の理工学部校舎に通学していた時代もあり、村上さんが走っていた時代と少しかぶっているようなのですが、当時もしかすると走っている村上さんを見かけていたかもしれません。
明日の6月14日（日曜日）も放送があるようですがラジオの村上さんを聴いてると関西の血（京都生まれで兵庫育ち）と言いますか、お笑い（コメディ）も結構好きなのではないかと推察しました、次回の長編小説はオードリーヘップバーン主演の映画（おしゃれ泥棒が希望なのですが）のようなラブコメディなどを描いてもらいたいなと思っています・・・・どうでしょうか？・・・・・・・・・・・だめでしょうか？・・・・・・・・お願いします・・・・・・。