薫風が爽やかに吹く散歩道:献血にいく編

2025年05月07日 10:58

🎶私からあなたへ この歌を届けよう
広い世界にたった一人の
私の好きなあなたへ

歳老いたあなたへ この歌を届けよう
心優しく育ててくれた
御礼がわりにこの歌を

知りあえたあなたへ この歌を届けよう
今後よろしくお願いします
名刺がわりにこの歌を

別れゆくあなたへ この歌を届けよう
寂しいときに歌ってほしい
遠い空からこの歌を

私からあなたへ この歌を届けよう
広い世界にたった一人の
私の好きなあなたへ
私の好きなあなたへ

「切手のないおくりもの」1977年財津和夫作詞・作曲(NHK音楽番組「歌はともだち」で発表)
献血のCMにぴったりなのではないでしょうか?ブログで歌から書き始めるバージョンは、AIにおすすめの曲を聞くパターンが多いですが、今回は自前(人間)の脳細胞からの登場です。

5月1日から5月15日までの期間400ml献血をお願いするメールがきました。日本赤十字社のラブラッド会員に登録しているため、たまにこうしたメールがやってきます。ゴールデンウィーク中に庭の草刈りをしていて膝を痛めた結果、今週は走るのを控えていたため、たまたま午前中のスケジュールが空いたところに献血を入れました。初めて献血をしてから40年経ち、今回ちょうど節目である40回目の献血となりました。今時の献血は当時とだいぶ様変わりをしています。休日などに希望者が集中するため以前は献血ルームに行っても1〜2時間待ちになることもあったのですが、今やアプリで予約することでスムーズに(問診も事前に済ませることができる)進みます。混んでいて不足している血液の情報は献血ルームの前の看板に手書きでA型何人、B型何人等手書きの看板があったものでした。今やメールで通知が来ます。献血が可能かどうかを調べる血液検査も、以前は採血していたのですが、今や指先の穿刺による1滴の血液で済んでしまいます。格段に待合室は綺麗で過ごしやすくなっています。献血に行くたび思うのですが、こうした善意で制度が成り立っていることを思うと、世の中捨てたもんではないなあと感じます(薬剤師という職業柄、血液製剤が非常に高価であることを知っていますので、システムを維持するためにはお金もかかること考えると、若干複雑に感じるところもあります)。そろそろ引退の年齢も近づいてきていますが、できる限り貢献できればと思っています。

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