🎶君が教えてくれた
「ひとりじゃない」そう言ってくれたよね
いまさら 少し遅いけど
君がいなければ 今日は違ってた
時々この世界で ひとり取り残されたような
抱えきれないほどの 悲しみに胸が包まれる夜も
『奇跡を望むなら 泣いてばかりいないで
シアワセには ふさわしい 笑顔があるはず』
夜明けを待ちながら 見つめるその先には
探していた 未来が 微笑む 両手を 広げて
気がつけば想っている
ほんの少し 苦い 過ぎた日々を
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『奇跡を望むなら 一人きりでいないで
手を伸ばせば 誰にでもコタエはあるから..』
夜明けを待ちながら 輝く明日を信じ
忘れていた 勇気を もう一度 この胸に 描くよ
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夜明けを待ちながら 見つめるその先には
探してた 未来が 微笑む 両手を 広げて
「奇跡を望むなら・・・」2006年 JUJU3枚目のシングル
もう直ぐクリスマスです。・・と言ってもその過ごし方は人それぞれありますし、一人暮らしにとってはあまり縁がない、別世界の行事と言った感じです。そこで定番や王道ではない、ちょっとひねったクリスマスに関係する本や映画を紹介したいと思います。
「ポアロのクリスマス」アガサクリスティー
クリスマスイブに資産家の老人が惨殺されるというサスペンス色の強い作品かと思いきや、その後は誰も殺されず定番の登場人物全員が容疑者のような展開になります。推理小説としては禁じ手に近いラストの衝撃的展開が・・・・。
「クリスマスを探偵と」伊坂幸太郎
90年代初め、著者が大学生時代に初めて書いた小説をもとにしているそうです。ある公園で(ドイツの公園の設定になっていますが、日本の近所の公園でも違和感はない)交わす二人の男の会話によってほとんど物語が進行していきます。ミステリー小説として書かれたようですが、どちらかといえば心温まるファンタジー短編小説ではないでしょうか。
「メリイクリスマス」太宰治
戦後間もない東京での一日。太宰治が書いた日記のような超短編小説です。
「クリスマスオブホープ」2023年カナダの映画Netflix
第二次世界大戦時の古い軍服の中から1通のラブレターを見つけた雑貨店の店主が、もと陸軍少佐の助けを借りて、クリスマスまでに手紙に隠された秘密を解き明かそうとする。大人のラブロマンス映画
「あの年のクリスマス」2024年イギリスのアニメーション映画Netflix
クリスマスイブの吹雪がきっかけで、小さな町にとんでもない変化が・・・。キッズ向け作品ですが大人が見ても面白い、子供たちを取り巻く色々な問題を細かく織り込んでいる心温まる映画です。
イギリス、アメリカ(クリスマスオブホープはカナダ制作で舞台はアメリカ)、ドイツ、日本と舞台もそれぞれですが、今回紹介した本や映画の登場人物も様々でクリスマスの捉え方も様々・・・いろいろあっていいんじゃないですかね・・そこがむしろ面白い。
クリスマスの奇跡と言われたりしますが、クリスマスは本当に奇跡が起こりやすい?夜明けを待ちながら、見つめるその先には何があるかは分かりませんが、“奇跡”はなくとも“希望”くらいはあるような気がします。