世の中はお盆休みだが・・の散歩道:墓参り編

2024年08月14日 15:51

🎶Do not stand at my grave and weep
I am not there; I do not sleep
I am a thousand winds that blow,
I am the diamond glints snow,
I am the sun on ripened grain,
I am the gentle autumn rain.

When you awaken in the morning’s hush
I am the swift uplifting rush
Of quiet bird in circling flight,
I am the soft stars that shine at night.
Do not stand at my grave and cry,
I am not there; I did not die.

「Do not stand at my grave and weep」(直訳すると私のお墓で佇み泣かないで)
日本では日本語訳「千の風になって」2001年作詞作曲新井満、2006年秋川雅史カバー版が有名。
この詩の起源には諸説あるが、1932年(もう100近く前ですね)、ボルチモアの主婦メアリー・フライレットが書いたものを最初の詩とする説が有力だそうです。同居していた友人であるマーガレット・シュワルツコップ(ドイツ系のユダヤ人少女)の母(ドイツ在住)が亡くなった時に、当時ドイツの反ユダヤ主義の風潮のために帰国できなかったことが原因で落ち込んだ彼女のために、茶色の紙袋にこの作品を書いた。シュワルツコップの母の死からしばらくして、彼女の家族の友達が詩を葉書に印刷して、人々に送った。これが人々に「人伝いで」広まった最初の原因だと思われている。(ウィキペディ調べ)
ちなみに1932年とはドイツの総選挙で国家社会主義ドイツ労働党(ナチス党)が第一党になった年です。

熱い日が毎日続いていてかなわないですが、今回はお墓参りに行く散歩道でした。世の中はお盆休みということでゆっくりお休みの方も多いようですが、夏休みのない一人暮らしのおっさんは色々やらなきゃならないことがあり、洗濯をして、市役所に手紙を出し、図書館に本を返し、お花を買って墓参りに行き、明日の食パンを買って帰ってくるという、なかなか午前中は忙しかったです。そもそもお盆とは、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事で、日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事。明確な期限はわかっておらず、1年に2度、初春と初秋の満月の日に」祖先の霊が子孫の元を訪れて交流する行事があったが、初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭りとなり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行われるようになったと言われているそうです。(Wikipedia調べ)

千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています
    ・
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そもそも墓参りに行けなくなった友人を慰める為に作った詩ですが、なぜか日本のお盆にぴったり合っているような気がして不思議です。うちのご先祖様もどこかで風になって大きな空を吹きわたっているのかもしれません・・・・。

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