本日38回目の献血をしてきました(ほぼ毎回成分献血です)。実は先週予約せずに行ったらたくさんの人で、2時間半程度かかると聞いて諦め、今週改めて予約をしてから行ってきました(今週も結構混んでました)。新型コロナウイルスの影響で献血数が足りないとのニュースや、池江璃花子さんのツイート報道を見たり、日本赤十字社のラブラッド会員にはお知らメールが来るので、たくさんの方が危機感を持ち駆けつけたのだと思います。私はこの献血システムは大変良い制度だと思っています、年齢制限や健康チェックによる制約はありますが、誰にでも全く公平であることが担保されており、人々の善意で(もしも自分が輸血を必要とする立場だったらと考える)成り立っています。献血する人の血液は金持ちだろうが貧乏人だろうが、男だろうが女だろうが、社会的に地位が高かろうが低かろうが、同じ血です。また輸血される人も同じく区別されることなく必要に応じて届けられています。日本では70回行うと銀色有功賞、100回行うと金色有功賞を日本赤十字社からもらえますが、Wikipedia によるとオーストラリアのジェームス・ハリソンさんは1173回(1年間に100回しても11年以上かかる!!)の献血で世界記録認定されているそうです。世界には凄い人がいるものです。これから高齢化が進み献血者数が減るのではないかとの問題が指摘されているようですが、これからを担う若い人たちの意識の高さに期待しています。なにはともあれ先週・今週と世の中まだまだ捨てたもんじゃないと感じられた2週間でした。