靖国神社のソメイヨシノ(標本木)が2輪開花しているニュースを見ました。日本列島は北から南まで結構長いので春を感じるといっても人それぞれだと思われます。日差しが強くなったり、日が長くなったり、雨が多くなったりして気候から感じることや、果物、野菜の旬(苺やタラの芽)によって感じることや、選抜高校野球開幕やプロ野球、Jリーグ開幕(今年はコロナウイルスの影響で残念なことになっていますが)などで感じる方もいると思います。私の場合は昨日のブログでちょっと触れましたが、湘南地方のしらす漁解禁(1月1日〜3月10日まで禁漁期間)のニュースを聞くと春を感じます。
しかしやっぱり桜の開花したニュースを見ると春を感じる方は断然多いと思います。Wikipedia で調べると桜とはバラ科モモ亜科スモモ属Prunus(サクラ属)の落葉樹の総称なのだそうです、ソメイヨシノはバラ科サクラ亜科サクラ亜属もしくはサクラ属Cerasusとなっていました。スモモ属Prunusというとスモモ、アンズ、ウメのイメージになりますが、最近の研究でオオシマザクラやエドヒガン、ソメイヨシノはサクラ属Cerasusに分類されるようです。アンズやスモモも春にきれいな花を咲かせるのですが、梅や桜ほど取り上げられないのは自家受粉できないので全国的に広がるのは難しかったのでしょうか(個人的には結構アンズもスモモもきれいだと思うのですが)。
昨日鶴岡八幡宮八幡宮の段葛に桜を見に行ってきましたが(すべての木を1本1本よく見たのですが)、まだ蕾は小さく固く、“まだまだ焦らないでください・・・”といった感じでした。下の写真は1本だけ少し蕾がほころんでいる写真です、今後も桜開花の便りはシリーズてお伝えできたらと思っています。